2024年6月20日(木)の12時から45分間【CPAOランチタイム・オンライン報告会vol.3】を、当法人会員向けに行いました。

前回につづきテーマは「能登半島地震で被災した子どもを対象とした支援について」です。

今回は、5月の支援活動に参加した中田さん(哲学者)を、お招きし、徳丸理事長とともに、現地での経験や感じたことについてトークをしました。

参加者は現地参加も含め合計12名、会社員、NPOワーカー、ボランティアスタッフ、大学教員、カフェ主宰者など。

はじめに徳丸理事長は、能登のある地区で子どもたちの数は3分の2に減少したが、3分の1は残っている。支援者数が少ないために撤退する支援活動もある。

しかし、たった一人になったとしても、子どもがいる限り、そこに行かねばならない、と話しました。

トークでは、避難所で朝ご飯をつくって食べたときに、被災者の一人が「1月1日以来、はじめてお茶碗でご飯を食べた」と小さな声でおっしゃったというエピソードが紹介されました。

それまでは毎日インスタントラーメンやパックご飯を食べておられたのでしょう。

被災前は、ご自宅にそれぞれのお茶碗があり、毎日それを使い、それを洗うという家事をされていたのでしょう。

小さな一言でしたが、失われた日々の暮らしの大切さに気づかされる、重い言葉だったとのことでした。

また中田さんは、避難所の方に「郷土料理」について教えていただきたいとお願いし、豊かな自然に恵まれた地域ならではの食材を知れたこともお話しくださいました。

さらに、その方が大阪に仕事にきていた時期もあったということも知れたとも。

そして「能登のボランティアに参加してから一か月たったが、その経験を、自分なりの整理がまだついていない」と正直な思いを打ち明けつつ、ぜひ、今後も機会をつくり能登を訪問したいと話をしめくくりました。

認定NPO法人CPAOは今後も、隔週末に能登に行き、活動報告を会員の方々行うとともに、様子を見て能登での活動にもお誘いしていきたいと思います。

次回のランチタイム・オンライン報告会は7月の第3木曜日。

参加は会員に限っております。

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