11/15〜19日、19回目の活動に、今回は関わる大阪の高校生たちと若者ら6人で向かいました。
CPAOはご縁があり、3月の半ばより震災被害が甚大だった珠洲市に入り、主に三崎地区の子どもたちとその保護者をサポートしています。
11/16(土)は、恒例の拠点としてお借りしている三崎公民館での子ども食堂でした。高校生たちは歓迎され、子どもたちは大喜びしてくれました。大阪の自宅では思春期で全く話しもしないとお母さんがたも嘆くような子たちも笑顔で子どもたちの抱っこして!おんぶして!一緒に遊ぼう!!という思いに応えてくれていました。調理も片付けも一緒にしてくれ大助かりでした。
11/17(日)は、2プログラム。
午前中は、お茶会。高校生たちと地元の方々、子どもたちと一緒にケーキやお菓子を食べながら、交流させていただきました。高校生たちは色んな質問を地元の方々にし、それにみなさん優しく答えてくださいました。
午後からは、連携している 同じ三崎地区にある、さだまるビレッジでのプレーパークの予定でしたがあいにくの雨。。外で予定していたBBQを三崎公民館での鉄板焼きにし、子どもたちは室内で走り回ったり、これからさらにどんな遊具を作るか話しあったり、絵を描いてくれたりしました。
本来なら、市全体が被災し、学校にも仮設住宅が建ち、遊ぶところがない子どもたちのために、夏休みには自由にのびのび遊べるプレーパークの整備を進めたかったのですが、夏は暑すぎ外で遊べず、秋には豪雨被害と続き、なかなか整備は進みませんでした。。
また能登半島でも震度5といった地震も続いていますが、春には子どもたちの希望の遊具やツリーハウスなども完成させたいと考えています。
11/18(月)、高校生たちは日曜中に帰り、他のスタッフと若者で、地震も豪雨被害も珠洲市の中でも特にひどく、未だ水も復旧されていない、珠洲市の高谷地区のみなさんにお気持ちだけのスイーツセットをお届けしました。本当は珠洲市に一つだけあるケーキ屋さんのケーキをお届けしたかったのですが、臨時休業でお休み、、急きょ、スイーツセットを作りお届けしました。
20年前に珠洲原発を止めてくださったリーダー塚本ご住職と今回も少しお話しをさせていただきましたが、この日も雨が降り寒く、これからはドンドン寒くなるよ。いいことは何もないよ、とおっしゃり、命をかけるように原発を阻止してくださったみなさんにそんな想いをさせていることに大変申し訳ない気持ちになりました。。顔見知りになった方が、暖かくなったらまた来てねとおっしゃってくださり、できることは少ないですが、「まずはごはん!」のCPAO。喜んでいただけるものをまたお届けしたり、一緒に作って食べてと交流させていただきたいです。
年内は、雪がひどくなるまで隔週で向かわせていただきます。また今回参加した高校生たちがレポートを作ってくれますので、届きましたらみなさまにも共有いたします。