物価高の影響で食糧支援の新規相談が増え、その他、親からの虐待を受ける子たちからのSOSや、繁華街に家出をする若者を東京に迎えに行ってシェルターに住んでもらったと思ったら他の子とトラブルで仲裁に入ったりとてんやわんや、、
CPAO WORKSでがんばるシングルマザーや若者らに救われながら、仕事までたどりつけないかたの方が多く、目の前に追われています。。
そんな中、父親からのDVや虐待を受け様々辛い想いをしてきた、小学3年生から関わる20歳になった子から話しがあると言われ、指定されたカフェに向かいました。
改まった感じに何だろうとドキドキしながら話しを聞くと、お付き合いしている子との間に子どもができ、結婚しようと思うとのこと。
金銭的にも心配で仕事も増やすつもりだと少し不安気、でも覚悟を決め、誰よりも先に伝えに来てくれたことがとてもうれしかったり、
小さい頃から一緒に乗り越えて来たことやら様々浮かんだり、もっとゆっくりでいいのにと思ったりと、こちらも複雑な気持ちになりながら、
「おめでとう、応援するよ!」と伝えると、「ありがとうございます」と頭を下げる姿に涙がこぼれました。
命からがらその子を連れ逃げてくれたシングルマザーは昨年亡くなっています。「お母さんは何て言ったと思う?」と聞くと、「バカやろう!と言ったと思う。でも産まれたら可愛がってくれたと思う」とのこと。
本当に優しい方でしたから彼の話しを聞きながらその方の笑顔が浮かびました。改めて命をかけて子どもを守り立派に育てられたこと、尊敬いたします。
日々は言えない出口のないことばかりですが、何とかがんばろうとする若者の姿に励まされました。また地道に活動を続けていきます。
*写真は支部、和歌山県橋本市で若者がチョコレート加工用につくる金柑です。植えてから3年目です。
たくさんできますように!