今年の夏休みはとびきり暑い日が続きましたが、子どもたちやインターンの大学生も一緒に、にぎやかな日々を過ごしました。
日頃は遠くて来れない他府県から来てくれた子どもたちも加わり、夏休みの宿題に取り組んだり、水鉄砲やプールで水遊びをしたり、地域のだんじりを見物したりと、夏の思い出をたくさん作りました。
かつて「宿題は捨てた」と言っていた子も、中学生になった今では「もう終わったよ」と夏休みの早い段階で報告してくれるようになったり、絵がぐんと上手になったり、小さい子の遊び相手をしてくれたりと、子どもたちの成長を実感する場面が多くありました。先日の子ども縁日の企画から当日の運営まで担ってくれたのも、子どもたち自身でした。
一方で、相変わらず「朝も昼も食べていない」と居場所に来る子どももおり、心配が尽きません。月1回のフードパントリーだけでは足りないため、ごはん会の帰りには持ち帰り用の食べ物を手渡すようにしています。
さらにこの夏も全国から多くの食糧支援依頼をいただきましたが、対応が追いつかない状況が続いています。CPAOはフードバンクでも、食糧支援だけを行う団体でもなく、またすべての依頼に応えられるほど大きな団体でもありません。
そのことに申し訳なさを感じつつも、「まずはごはん!」から始まる安心の場をつくり、子どもや親子が一息つける場所、助けてが言える関係づくりを大切にこれからも続けていきたいと思います。






