7/19〜22、10回目の珠洲市での活動となりました。子ども食堂やプレーパークを大阪から東京からとボランティアの方が来てくださり行いました。

今回は地元の仮設住宅に住む高校生が調理や子どもたちと遊ぶボランティアに来てくれたり、いつも遊びに来てくれる子どものおばあちゃんが自分で作った とても大きく立派な玉ねぎを、使ってくださいとご寄付くださったり、お母さん方が運営に協力してくださったり、みなさんお一人おひとり色んな問題や不安を抱えておられる中、回を重ねるごとに一緒に開催していただき、ありがたく思っています。

今回は夏休みに入り、暑い日々が続いている中、プレーパークでは特設プールを作り、水鉄砲やシャボン玉をして遊んだり、海に行き泳いだり、スイカ割りをしたり、屋内では中学生がボランティアに来てくれた大学生に宿題を教えてもらったりもしていました。

海までは、お借りしている活動拠点の三崎公民館から歩いて5分。見渡す限りずっと続く砂浜に、遠浅のビーチが貸切で、うらやましい立地ですが、子どもたちはほとんど海で遊ぶことはなく、小学校にもプールはなく、市の中心にある少し離れた別の小学校まで行っているとのこと。

なので、プールや海での水遊びはこちらが思っていた以上に子どもや保護者の方にも喜んでいただくことができました。

市の3分の2の子どもがいなくなってしまったと言われ、その中で子どもをここで育てていいのか?群発地震も続く中、不安を抱える保護者の方々の声、、それでも日本中どこに行っても地震はある、だから先はわからないけど、今はここで生きていこうと思う。そんな方々にできることなど限られますが、子どもたちや保護者の方々と遊んで、食べて、おいしい、楽しいと少しでも思っていただける活動を年内は隔週で続けさせてもらえればと考えています。