2024年9月19日(木)の12時から45分間活動報告会を当法人会員と関わってくださる方々向けに行いました。

今回は夏休み期間の活動報告。

代表の徳丸とCPAOのショコラティエ森山がお話ししました。

「奥能登サポート」「相談サポート現場」「里山お泊り会」「ハンブルク交流」「チョコレートづくり」などなど、と盛りだくさん。

◆お泊り会とハンブルク交流

8月10日から22日まで、古民家をリノベーションした”はしもとベース”(和歌山県橋本市)で行いました。

前半はCPAOにつながる小学生までの小さい子どもやその保護者の方々。

後半は中高生以上の子と、来日したドイツ・ハンブルクの難民支援団体の若者とスタッフ、そこに大阪の繁華街にいる日本の若者ら、さらに奥能登、珠洲市の若者も合流しました。

ハンブルク交流は「マンガ」がメインテーマ。ドイツからプロのアーティストも同行され、マンガを描くワークショップや、京都国立マンガミュージアム訪問をしたりしました。また大阪観光や橋本での自然体験に盆踊りの夏祭り参加などなど盛りだくさんで、みな本当に楽しんでいました!

日本の若者たちにとっても得難い体験になったようです。

来年はCPAOの若者らもハンブルクに招待いただけることに!

◆夏休みの相談サポート現場

夏休み中もシングルマザーや若者からの相談が多数寄せられました。

さまざまな活動と並行して対応しています。深夜、早朝、休日と。。。

またCPAOの立ち上げ時より関わるシングルマザーのお母さんとの会話で、近年の物価高騰もあり、10年前と変わらず今も生活が大変なことをお聞きする。。。

地続きの問題であり、子どもを繁華街に行かせない地域、コミュニティでの親丸ごとのサポートや、「子育ちの社会化」がやはり必要です。

◆奥能登支援

夏休みの隔週末にも能登半島の珠洲市を訪問し、ごはんをつくり、子どもたちと遊び、保護者の方々とお話ししたりしています。

人口の流出が続き、子どもも減少。でも、少なくなっても子どもたちは、そこに暮らしています。

アフリカのことわざに「一人の子どもを育てるのに村一つ」といいます。

沢山のおとなに見守られ、関わってサポートしてもらるコミュニティが能登でも必要です。そのほんの小さな一助ではありますが、活動を続けています。助成金は年内分までのなっていますが、今後の活動についても、何とか細く長く関われるよう検討しています。

◆しごとづくりにもつながれば

奥能登の揚げ浜の塩は、日本で唯一の製法。その大切な塩づくりも地震の影響もあり大変な状況が続いています。

また椿は珠洲市の花。初めて訪れた3月にあちこちに美しく咲いていました。珠洲市でも昔は油を搾っていたそうです。そこで今年の実を収穫して油を搾ってみたいと考えています。

その能登の塩と椿油をつかったチョコレートの試作を始めています。

ゆくゆくは、椿にかかわる仕事づくりが再開できないかとささやかな思いもあります。

能登半島地震の影響で人口流失が続いています。一方で美しい自然や、優しくたくましく生きる人々が魅力となり、移住をすでにしている若者や希望する若者たちそのような地域の未来のためにもしごとが必要です。

◆能登支援のつづき

これまで珠洲市の三崎地区を中心にCPAOは活動してきました。9月にはお隣の蛸島の仮設住宅での子ども食堂も行い、たこ焼きパーティーを企画しました。また新たな出会いもあり。いろんな人が訪れてくださいました。

年内は残り6回。

徳丸からは「ぜひ一度、能登にご一緒しませんか?」

ショコラティエは「能登の塩と椿をつかったチョコレートづくりをします、能登半島のことを知ってもらえるきっかけにしたい!」

と話を締めくくりました。

◆次回

次回のランチタイム・オンライン報告会は10月の第3木曜日。

オンライン参加は会員やこれまで関わってくださった方々に限っておりますが、当日、CPAOキッチンでのカフェをご利用の方はオフラインでも参加いただけます!