2024年10月17日(木)のランチタイムの12時から40分間ほど当法人会員、関係者向けに行いました。
徳丸理事長から大阪と能登の活動報告があり、最後に参加いただいた方々からの質疑などがありました。
◆大阪
物価高で大変な方が多く、また繁華街で事件に巻き込まれる10代もいる。
シングルマザーで非常に大変な状況になってしまった方もいた。。
子どもたちと小さなころから関わり親子まるごとサポートしていきたい。
地続きにわかものやシングルマザーの生きづらさがある。
わかものやシングルマザーの仕事づくりCPAOワークスを立ち上げた。
わかものはがんばっている。経験積み上げ、人に喜んでもらえる仕事につくことで、かかえる解決の一助になることがCPAOの活動の希望になっている。
◆大阪と奥能登
なぜ目の前も大変なのに能登に行くのかと聞かれることがある。
能登にいっている間も、警察、児相、わかもの、お母さん方からも連絡がある。。
しかし日本の問題が、能登に凝縮されていると感じており、できることでサポートしながらも、被災地から学ぶことも少なくない。
◆奥能登、珠洲市
3月から隔週で通い、9/21の豪雨の後も、9月末に1回、10月初旬に1回と能登に2回、計10日、支援活動にでかけた。炊き出し100〜200食を2カ所で5回と子ども食堂50食を2回行った。地域の方々が毎日協力してくださり、感謝。
能登半島のさいはての仮設住宅にも子どもたちがいる。
近隣は道路の陥没箇所もあり、山からの土砂が家や道路を突破し、海まで到達していた。。
チャリティーのチョコレートづくりで使わせてもらう塩田も土砂で埋まるなど被害を受けていた。
被害はひどいが、年に2回被災してもがんばろうとされている方々がいる。
大変な状況、景色の中、毎日過ごす子どもたち。
でも、ここで、生き、暮らしたい方々がいる。応援したい。
3月から通う三崎地区も、豪雨被害でまた断水。トイレすら流せない。
子どもの部活の服も洗えない。
今回も子ども食堂開催の日、午後3時から7時とアナウンスしていてもいつものように、朝早くから子どもたちが「遊ぼう!」とお借りしている公民館に遊びにきてくれた。安全に遊ぶところがない。
CPAOでは今後の活動として、雪がふるまでは大阪から通い、その間に子どもたちが遊べる場所、プレーパークを整備したい。ツリーハウスや遊具などの子どもたちのアイディアを活かしたい。どうしても豪雨被害の土砂のかきだしや、震災の瓦礫撤去活動などが優先になる。子どもたちの遊び場づくりは言い出しにくい雰囲気もあるが、
たくさんの方々が気落ちされており、希望が欲しいとおっしゃる方々もいる。春になって子どもたちが自由にのびのび遊べるように、冬、雪がひどくなる前に準備しておきたい。
◆聴講者から
・CPAOの能登支援に参加したが、CPAOのスタッフが子どもたちに慕われていた。子どもと遊んだり寄り添う人が必要。また機会あれば参加したい。
・自分たちのグループでCPAOのコーディネートで5月に物資支援を行ったが、豪雨被害後の今、また行く予定をたてている。
・可能ならば現地の方と一緒に何か作って食べれる機会があるといいですね。
今回はオンラインで十数名、オフラインで十名近い参加がありました。
次回のランチタイム・オンライン報告会は11月の第3木曜日。
オンライン参加は会員、関係者に限っておりますが、CPAOキッチンmamecafetaご利用の方はオフラインでも参加いただけます!