「おいしい!」「たのしい!」

"まずはごはん!"の活動

子どもたちのそんな笑顔の裏側には、たくさんのつながりと支えがあります。

最近のごはん会は、さらに関わる支援者、ボランティア、そして遠く離れた場所でつながった方々とのあたたかさがぎゅっと詰まった食卓となっています。

【人と人の力でつながる“食”】

たとえば、能登半島地震の被災地・石川県珠洲市では、昨年から月2回のペースでサポートを続けています。

ゴールデンウィークには、子どもたちが掘ったタケノコ、地元の方にいただいたワカメや山菜を持ち帰り、大阪の子どもたちにも食べてもらいました。

また、和歌山県橋本市のCPAO支部では、若者、シングルマザー、ボランティアのみなさんとともに自然栽培で育てた自家製野菜や、地元の農家さんが分けてくださる果物や野菜も食卓にあがります。

そして毎月届くお米は、長年お世話になっているフェアトレード団体ネパリ・バザーロさんを通じて、岩手・アグリ笹森さんのもの。

さらに物価高騰、米不足の中、珠洲市の農家さんが1年分のお米をご厚意で分けてくださることになり、毎日のように届く食糧支援のSOSにも少しは応えられるかとホッとしたり。

【“当たり前じゃない”日常を守るために】

関わる食べ盛りの子どもたちがお腹いっぱい食べられること。

それは決して当たり前のことではありません。

またごはん会に来られる子どもたちは、まだ顔が見え気にかけ、食糧を持ち帰りしてもらえたりもしますが、

一方で、もっとしんどい状況にある子、遠方にいて来たくても来られない子たちの方が多くいます。先日も無銭飲食で捕まった子のサポートもありました。。

だからこそ、**目の前にいる子どもたちの「おいしい」「たのしい」**を大切にしながら、来られない子どもたちのことにも想いを馳せ、できるかたちで関わり続けています。

いつも応援、サポートし、関わってくださるみなさま、本当にありがとうございます。