5月30日〜6月2日、そして6月20日〜23日、私たちはボランティアのみなさんとともに、珠洲市を訪問しました。
現地では、地元の方々の協力も得て、子ども食堂やフードパントリー、プレーパークの開催に加え、お茶会や田植えも無事に実施することができました。
また、5月31日には、私たちが活動の拠点としてご厚意でお借りしている公民館の地域にある三崎小学校で、仮設運動場を使った運動会が行われました。数十人ほどの小さな学校ですが、子どもたち一人ひとりが一生懸命に頑張る姿と、それを何倍もの大人たちがあたたかく見守り応援する様子に、深く胸を打たれました。
CPAOスタッフにも多くの地域の方が声をかけてくださり、子どもたちや保護者のみなんさんの多くが、すでに私たちの活動に参加してくださっていることがわかりました。まるで少し、村の一員に迎え入れていただいたようで、とてもうれしく感じました。
珠洲市も、大阪に比べれば涼しいとはいえ、少しずつ暑さと湿度が増してきています。そんな中でも子どもたちは元気いっぱいに過ごしていますが、お母さんたちは減っていくお店やサービスの中で、買い物にも車で片道何十分もかかる日常。加えて、子どもたちの送迎や日々の生活に追われ、疲れが見える方も少なくありません。
それでも、都会とは違う苦労の中で、地域に根ざして暮らす大人たちに見守られながらたくましく育つ子どもたちの姿や、前を向いて日々を乗り越える保護者の方々から、「希望を見つけて、解決しようとする」人間の力強さを感じています。
これからも、復旧復興に進む能登半島、さいはてと言われる珠洲市のことを引き続き応援とご関心、どうぞよろしくお願いいたします。







