今月も、大阪の活動拠点にてフードパントリーと相談会を開催しました。カフェのようにくつろげる空間の中で、軽食やお茶を楽しんでいただきながら、必要な食糧のお渡しや、困りごとのご相談をお受けしました。
今回も、毎月楽しみに通ってくださっている親子や、「安心して話を聞いてもらえてホッとしました」と涙ぐまれる方、「ずっと来たかったのですが、やっと来られました!」と話してくださるシングルマザーの方など、さまざまな思いを抱えた方々が訪れてくださいました。
軽食は、子どもたちからのリクエストでホットドッグを用意しました。自分たちでパンにソーセージや野菜をはさんで、わいわい楽しみながら作って食べてもらいました。中学生たちは何本食べるの?!と驚くほど次々に焼いて食べていて、「おなかいっぱい食べれてうれしい!」と言っていました。デザートにはぶどうを添え、サラダも用意しました。
また今回は、東大阪よつば連絡会さんより、たくさんの野菜やパン、卵などをご提供いただきました。これら宅配では届けにくい葉物や生ものも含まれており、ご来場の方にとても喜ばれました。
こうした場の運営には、関わるシングルマザーや若者、ボランティアの方々が大きな力を発揮してくださっています。お米の小分け作業や、イベントに来られなかった家庭への宅配便の準備、段ボールへの丁寧な梱包など、たくさんの手がかかっていますが、ご協力くださり支え合っています。
お米は、長年ご支援いただいているネパリ・バザーロさんからのご提供に加え、昨年からご縁のある石川県珠洲市の農家さんから分けていただいたものを、合わせてお届けしています。また、食糧の多くは関西よつば連絡会さんや、お寺おやつクラブ・四天王寺の三帰会さんなど、日頃からご支援いただいている団体のみなさまによるご提供によるものです。
物価高騰が続く中でも、心あるつながりによって、こうして継続できていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、7月はCPAOの年次総会があるため、パントリーイベントはお休みとなり、宅配でのお届けのみとなります。そして8月は、夏休み特別企画として、フードパントリーと一緒に「夏祭り」を開催予定です。子どもたち自身が縁日を企画・運営してくれることになり、すでに楽しそうに準備が始まっています。
今後も、みなさまに活動の様子をご報告してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。





