今年の夏も子どもや若者、保護者からと様々な相談やサポート依頼が届き、対応に追われていました。

その中には短期で私たちのシェルターやシェアハウスに入ってもらいましたが、入れ替わり立ち代わりな状況でした。その度に何が大変かと言いますと部屋のそうじや布団類の手入れです。部屋は勝手に出て行ってしまう子もいて散らかっていたりしますが、布団類は毎回、布団、リネン類を洗って、干して、畳んで圧縮袋にしまってとまとまった仕事になります。

ボランティアの方々がご協力してくださり、布団がフカフカでよく眠れると言ってくれる子たちが多く、感謝しています。

ごはんは基本は自炊してもらっていますが、そうすると買い食いやラーメンや菓子パン、おやつなどで済ましがちなので、スポットで一人ひとり好きなものを一緒に買い物に行って、作って食べてとしています。

野菜のキャベツとレタスの違いや、肉の種類や切り方の違いでどれを買っていいかわからなかったりするのを説明しながら買い物をしたり、ネットで作り方を調べ、レシピを見ながら一緒に作ってもらったりしています。

写真は、野菜がたくさん食べたいという子のリクエストで、スタッフが以前に作ったラタトゥイユがおいしかったというので一緒に作りました。作り置きができ、3日食べれた、おいしかったと喜んでいました。

1人で何とかしてきたんだなという子ども、若者らが多く、育ち直しができる場所が必要です。

私たちは小さな団体でできることは少ないですが、心あるおとなと共に、しんどい状況に置かれている子どもや若者らのサポートを続けていきます。

私たちの活動は制度の狭間に抜け落ちる子ども、若者ら、また親子丸ごとのサポートするため、すべて制度外、自主事業で行っています。

心ある方々の民間のご寄付や助成金だけで活動しています。活動を継続できていることに感謝し、引き続き、困窮されている方々が増えています。ご支援ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。