今月も関西と石川県珠洲市で、関わる親子に安心でおいしい食糧支援を行うことができました。関西よつば連絡会さんの食材や、ネパリ・バザーロさんを通じて届けられたアグリ笹森さんのお米など、多くの方々のご協力に支えられています。

物価高の影響で生活に困る親子が後を絶たず、「夏休みに子どもが4キロやせた」との相談や、「給料日前で冷蔵庫が空っぽのときにCPAO便が届いて涙が出た」との声、小学生から「CPAOで食いつないでる」と話してくれる姿もあり、暮らしの厳しさが伝わってきます。

大阪拠点には最近つなかったばかりの0歳と3歳のお子さんを連れたシングルマザーも取りに来てくれ、子どもはおやつを食べたり遊び、お母さんはお茶でひと息つき、3歳の子は最後は「帰りたくない」と大泣きするほど楽しかったようです。

子どもと会い、安心した場で一緒に食べたり遊んだり、時々お泊りしたりする時間を過ごすことで、少しずつ信頼関係が育まれていきます。顔が見える関係を大切にするからこそ、子どもも困ったときに安心して声をあげられ、私たちも小さなSOSをキャッチできます。

基本は親子、子どもと一緒に来てもらい、どうしても来られない家庭にはスタッフが届けたり、宅配便で食材をお送りしています。

物価高が続き、お困りの方が増える中、私たちの力は小さいですが、続けることが子どもと家庭の安心につながります。今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。