特別講演 「子どもたちを追って見えたもの-コロナ禍でさらに追い詰められる10代に何ができるか?」
認定NPO法人CPAOでは、《子ども・若者アウトリーチ&サポート プロジェクト》と題して、コロナ禍の影響を受け、家や学校で居場所を失い家出をし、繁華街の路上で過ごすようになった10代の子どもたちのサポートを2020年5月より行ってきました。
昨年の秋に本格的にプロジェクトとして立ち上げ、月に1回、彼らに直接つながるアウトリーチ型のサポートとして、東京の繁華街で《10代向けの炊き出し》を提供しており、合わせて子どもたちの実態調査を行っています。
「トー横」「グリ下」という名で、彼らの集まる場に報道が集中し、数ヶ月の間に、子どもたちが見つけた居場所や仲間の存在が奪われ、行き場を失い、おとなの見えない所へと潜っていく様子を見てきました。
CPAOでは、こうした10代の子ども・若者たちの窮状を発信し、これまで調査を重ねてきました。「子どもたちの声」を届けることを目的として本講演を開催します。
ゲストスピーカーに、さまざまな闇に落ちる未成年たちを事例とともに紹介している『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認」扶桑社』を出版されたライターの《佐々木チワワ氏》をお迎えして、CPAO代表・徳丸との対談として行います。
CPAOではこれまで子どもたちを保護する意味で、メディアに出ることを極力控えていましたが、少しずつ、マスメディアや講演会を通して、少しでも子どもたちのサポートになることを願い、発信を行うことにしました。
子どもたちを排除するのではなく、本来保護すべき存在だということを忘れてははなりません。
こうした思いに立ち返り、ぜひ私たちの活動へとご賛同いただければ幸いです。
【開催概要】
日時:3月13日(日)14:00-16:00
会場:銭屋本舗南館 大阪市天王寺区14-14-2
参加費:無料
【申込方法】
下記URLよりお申込みください。
https://peatix.com/event/3183584/view
※会場参加/アーカイブ視聴の2種類チケットがあります。
※どなたでもご参加いただけます。