2/28〜3/3 CPAOが関わる若者、ボランティア、スタッフと今回はいつもお世話になっている、関西よつば連絡会のみなさんと共に向かいました。

子ども食堂、お茶会、みそづくり、フードパントリー×2カ所の活動を行いました。

子どもたちは学校の運動場も、その他、市内の建てられるところには所狭しと仮設住宅が作られ、また今年の冬は雪も多く、身体を使って遊ぶことができない状況が続いています。

昨年4月よりご厚意で三崎町の公民館をお借りし、今回も講堂で子どもたちは鬼ごっこやボール遊びをしたり、「久しぶりにたくさん走った!」と汗だくになり、みな笑顔で楽しそうに遊んでいました。

お母さんがたは同じ公民館の広い和室で、CPAOのスタッフのパティシェが作った手作りのケーキやスコーンでお茶会をしたり、子どもたちも一緒にみそづくりを行いました。毎年味噌を作って来た方も仮設住宅は狭く、あきらめようと思っていたけど、「みなで作れて楽しかった」と喜んでいただけました。

子ども食堂のメニューは、ボルシチに、エビとブロッコリーのオーロラソースサラダ、地元の古川商店さんのパン。ボルシチの「色がキレイ、美味しい」と女の子たちも喜んでくれ、男の子たちもおかわりをしてくれたり、まだ話しもできない小さい子もたくさん食べてくれました。

フードパントリーは、三崎町と豪雨被害がひどかった高谷地区で行いました。お子さんが多いお母さんは、仕事が終わってスーパーに行っても売り切れで、買うものもなかったりとお困りの様子でわずかながらですが、お肉や温めれば食べれる安心な食糧を喜んでいただけました。

高屋地区では、これまでも何度もご協力いただいた井上商店さんに食糧の配布協力をいただきました。井上さんは珠洲市の原発を反対する活動を30年近く、中心で動かれた塚本さんと共にされていた方です。今回もその当時のお話しを聞かせてくださり、改めて、この地に原発がなかったことに、人生をかけて反対してくださった方々のおかげだと心より感謝いたしました。

みそづくりの国産大豆や安心で美味しい食糧を今回ご提供できました。関西よつば連絡会さんのご協力のおかげです。今回は現地で仕分け作業などもしてくださり、本当に助かりました。

これからもおいしい、たのしい活度を珠洲市にも届けていきたいと考えています。またご報告いたします。