今月も珠洲市へ向かいました。

能登半島地震後のサポートは、55回目となりました。

今回は、三崎町で続いているちびっ子相撲大会の日に合わせての訪問でした。

気温はそれほど高くなくても蒸し暑く、今年も前日から保護者や地域のみなさんが、校庭に一から土俵をつくっておられました。

その前日の日中には、子どもたちと一緒に田んぼの草刈りやジャガイモ掘りも行っていました。

地域で使える助成金の申請も支えながら、お弁当や飲み物、お菓子なども手配していただき、私たちはそれらを受け取りに行ったり、保護者の方が土俵づくりをしている間、ご厚意でお借りしている三崎公民館で子どもたちを見守るなど、後方からサポートしました。

子どもたちは翌日に備えて、相撲の練習も熱心にしていました。

上の子が下の子に「こうやるといいよ」と教えたり、汗だくで走り回ったり、ボール遊びをしたり、疲れたらシール交換をしたり、おやつを食べたり。それぞれに過ごしていました。

そして当日。

何度見ても立派な土俵に驚かされ、神事でもある相撲のしつらえに、背筋が伸びる思いがします。

「絶対、負けるー」

「私、よわいから」

そう言っていた子どもたちも、遊んでいる時とは違って、みな真剣な眼差しでした。

保護者や地域のみなさん、元力士の方など、たくさんのおとなが見守る中、名前を呼ばれると大きな声で返事をし、土俵に向かっていきます。

30数名の小さな学校ですが、誰ひとり手を抜いたり、あきらめたりする様子はありませんでした。

3年前から見守らせていただく中で、一人ひとりのがんばる姿と成長を見せてもらえることに、あらためて感謝しました。

大会が終わると、保護者のみなさんはまた土俵を崩す作業もあります。

土日も忙しい中でそれを担っておられる保護者のみなさんに、頭が下がります。

たくさんの保護者の方や地域の方もご挨拶してくださり、ありがたく思っています。

こうして町全体で子どもたちを見守り、育てる営みが続いていることを、今年もあらためて感じました。