コロナ禍で困窮する10代の若者に向け「シェアハウス」オープン。中卒や高校中退、シングルマザーのもとに暮らす男の子を対象に運営開始。《一口オーナー制度で支援者を募集します》

認定NPO法人CPAOは、中卒や高校中退したり、シングルマザーのもとに暮らす男子を対象として、若者の自立支援に向けた「シェアハウス」を2022年4月1日より大阪ミナミにオープンしました。

CPAOではコロナ禍で困窮する10代の若者サポートを昨年より開始し、繁華街の路上で過ごす10代の子ども・若者らに向けアンケート及びヒアリング調査から、ストリートチルドレン化する彼らの実態把握を進めてきました。
刻々と子どもたちが追い詰められている状況があり、彼らを追い詰めることのない寛容な居場所が必要です。

そこでこの度、彼らのニーズが一番高かった「シェアハウス」からサポートを始めることにしました。

三人の若者がこの春より同シェアハウスにて新生活を始めました。

様々な専門家にも入っていただき、ステップ的な生活の自立をサポートするとともに、制度化に向けた政策提言も行う予定で、そのためのモデル事業として進めていきます。

一口オーナー制度で若者を応援する支援者を募る【内覧会&スタディツアー開催】

本事業を継続させていくために、「一口オーナー制度」として、若者シェアハウスを応援する支援者の方を合わせて募集いたします。
一口1万円以上/年 として、オーナーの会費は、10代の若者らが過ごすシェアハウスの光熱費、家賃、生活用品の購入や自立支援のための費用等に活用予定です。

共に若者の自立を見守り、実際にサポートしてくださる方を増やしていきたいと考えています。

1.シェアハウス内覧会&スタディツアー【プレスツアーを兼ねます】

一口オーナー制度にお申込みいただいた支援者の方と報道関係の方々に向け、若者たちが現在入居しているシェアハウスの内覧会を開催します。プレスツアーとしてメディアの方々へのご説明も兼ねて開催しますので、ぜひお越しください。

シェアハウスの内覧会後に、この事業を始めるきっかけとなった繁華街でのアウトリーチ活動の現場である「グリ下(大阪・道頓堀の観光名所であるグリコの看板のたもと)」でのスタディツアーを開催します。
コロナ禍後に子どもたちが集う場となったグリ下の現地視察を行い、CPAOが行ってきたアウトリーチ&サポート活動についてご説明します。

【注意】
内覧会時、子どもたちは不在にしています。内覧会前に近くの駅にお集まりいただき、歩いてシェアハウスまで移動します。

日程 ①5月24日(火)14時-16時
   ②5月28日(土)14時-16時
   ※ご都合の良い日程でご参加ください。

内容 シェアハウス見学&シェアハウス事業について説明、質疑応答 60分
   「グリ下」スタディツアー 60分

申込方法 下記フォームよりお申し込みください。

2.「若者シェアハウス」一口オーナー制度 募集概要《目標200口》

シェアハウス事業の支援をしていただけるオーナーの方を募集します。
オーナーの方には、子どもたちの世話人としてともに自立を見守り、子どもらにとって次の可能性をつくる出会いになっていただきたく思います。

募集期間 2022年5月中旬より開始予定

募集方法 CPAOのWEBサイトにて、5月中旬より申込みを受け付けます。ご案内をお待ちください。
     ※お申込みの際は個人情報保護への同意にご署名いただきます。

オーナー会費 個人の方:一口1万円以上/年 / 法人の方:一口3万円以上/年

 

「10代の若者に向けシェアハウス」プレスリリースのダウンロード (2022.05.12)

【本件に関するお問合せ先】
認定NPO法人CPAO(しーぱお) 担当:広報部 細貝
メール:hosokai@cpao0524.org