大阪を中心に近隣府県、時には遠方からも、子どもや若者、シングルマザーから、切実な相談が毎日届き続けています。

最近、こんな声が届いています。

「病院に行きたい。でも、親に知られたくない」

「学校を辞めたい。でも、『辞めてどうするの』と言われて話が終わった」

「行きたい学校がある。でも、お金が心配」

「薬を取られたら、生きていけない」

「子どものこと、お金、家のことが重なって、もう一人ではどうしたらいいか分からない」

進路、心身の不調、自傷やOD、SNS、DV、親子関係、住まい、仕事、生活費。どれか一つだけという相談は、ほとんどありません。

学校、病院、役所、児童相談所など、相談先があっても、親に知られることや家に連絡されること、その後の状況が悪くなることが怖くて、動けない子どもたちがいます。

シングルマザーからも、すでに役所や学校、医療機関につながっているのに、暮らしのしんどさが変わらないという相談が届きます。

若者支援に力を入れていると聞いて相談者を紹介しても、担当者となかなか連絡がつかない自治体があります。ようやく専門職と話せても、本人の状況や、いくつもの問題が重なっていることが十分に伝わらないまま、話が止まることもあります。

窓口や専門職がいることと、必要なときに相談でき、暮らし全体を見てもらえることは同じではありません。

CPAOでは、こうした相談サポートを、公的な委託ではなく自主事業として続けています。

相談先を伝えて終わるのではなく、何度もやり取りし、地域の病院や制度を調べ、進路や暮らしを一緒に考えます。

必要があれば、できる限り会いに行きます。食料を届け、役所や病院へ同行し、子ども本人に会って様子を確かめます。遠方からの相談では、その地域で頼れそうな場所を探し、連絡を取りながら、できることを考えます。

すぐに状況を変えられないこともあります。それでも、「もう誰にも話せない」と思わずにすむよう、関係を切らさないようにしています。

夏休みに入ると、家で過ごす時間が長くなり、食費や生活費の負担も増えます。

今年は物価高が暮らしを直撃し、これまで何とかやりくりしてきた家庭からも、「もう足りない」「夏休みをどう乗り切ればいいか」という声が届いています。

学校が休みになり、話せる大人や、家の外で過ごせる場所が減る子もいます。この時期は、相談もさらに増えます。

CPAOは今年、活動14年目を迎えました。

公的な委託を受けず、自主事業として、初心を変えずに現場を最優先に続けてきました。

ここまで続けてこられたことは、奇跡のようにも感じます。

それは、応援し、支えてくださった方々と、関わってきた子どもや保護者の方々がいたからです。

世の中は、捨てたものではない。

そう思わせてもらった14年でもあります。

だからこそ、note連載をはじめ、現場で起きていることの言語化にも力を入れています。

支えてくださった方々の思いも、子どもや保護者の存在も、そこで起きたことや見えてきた課題も、なかったことにしたくないからです。

こうした相談サポートには、返信だけでなく、調査、訪問、食料支援、同行まで、人の時間と費用が要ります。

目の前の相談にきちんと応えようとすれば、人もお金も必要です。けれど、その費用を支える仕組みは十分ではなく、運営は常にぎりぎりです。

相談が増え続けるなか、命に関わる緊急性の高い相談を優先しているため、お待ちいただくことも増えています。

この活動は、皆さまからの寄付や応援に支えられています。

毎日届く声を受け止め、その先を一緒に考え続けるために、これからも、どうか、しんどい状況におかれている子どもをともに支えてください。