相談を待つだけでなく、地域へ

シーパオは、アウトリーチから始まった団体です。

相談に来てもらうのを待つだけでなく、こちらから外に出て、人と出会い、つながりをつくる。活動を始めて14年目の今も続けています。

大阪市生野区のシーパオの活動拠点の近くには、今里新地と呼ばれる地域があります。

夜も若い人たちがたくさん。お店の子たちも遊んでいたり。

街の様子もずいぶん変わり、この数年、海外ルーツの方々が営むお店を多く見かけるようになりました。

新しくできたお店などを訪ね、日本語と英語でつくった子どもごはん会のチラシをお渡ししています。

お店の方々と話していると、小さな子どもがいるという方も何人もおられました。

この日は、ネパールの方から、ネパールで一番大きなお祭りの日だと教えてもらいました。街では、額に赤いものをつけ、おしゃれをした若者たちをたくさん見かけました。

困ったときに相談できる場所があることを、知ってもらいたいです。

一方、日々の相談サポートでは、自殺未遂やいじめに関する相談など、深刻なものも続いています。一人ひとりの状況を確認しながら、対応を続けています。

いつものしゅくだいカフェやごはん会も続いています。今回も肉じゃがや餃子など、いろいろなおかずを用意しました。子どもたちも若いお母さんたちも、おかわりをしてモリモリ食べていました。

また、シェアハウスでは、これから一人暮らしを始める子のリクエストで、エビフライをつくり、関わる子たちと一緒に食べました。

事務局では、来年度の助成金申請にも追われています。

来年も、しんどい状況に置かれている子どもたち、孤立や困窮の中にいる親や若者たちと関わり続けたい。そのための資金確保も、日々の活動と並行して進めています。