シェアハウスを応援してくださる支援者の方を募集します
これまで様子をお伝えしてきました「10代の若者ためのシェアハウス」について、本事業を継続させていくために、シェアハウスを応援してくださる支援者の方を募集したいと思います。
CPAOではコロナ禍で困窮する10代の若者サポートを昨年より開始し、主に大阪・東京の繁華街でアウトリーチ活動を兼ねた炊き出しを行い、繁華街の路上で過ごす10代の子ども・若者らに向けたアンケート及びヒアリング調査から、ストリートチルドレン化する彼らの実態把握を進めてきました。
刻々と子どもたちが追い詰められている状況があり、彼らが安心できる居場所が必要です。そこでこの度、彼らのニーズが一番高かった「シェアハウス」からサポートを始めることにしました。
一口オーナー制度で、若者を応援する支援者を募ります
本事業を次年度以降も継続させていくために、「一口オーナー制度」として、若者をサポートしてくださる方を募集いたします。
このシェアハウスを通じて、共に若者の自立を見守り、実際のサポートに携わってくださる方を増やしていきたいと考えています。
目標を200口としており、この目標が達成されますと、次年度以降も事業継続の見通しが立ちます。
オーナーの会費は、10代の若者らが過ごすシェアハウスの光熱費、家賃、生活用品の購入や自立支援のための費用等に活用していきます。
■オーナー会費(ご寄付)
個人の方:一口1万円以上/年 法人の方:一口3万円以上/年
※ご寄付の決済後に事務局より応援メッセージやFacebookコミュニティ登録などのフォームをお送りいたします。
・個人の方向け決済フォーム
・法人の方向け決済フォーム
一口オーナーになると?
- CPAOホームページにお名前&メッセージを掲載します
オーナーのみなさまのお名前と、若者たちへのメッセージをCPAOのWEBサイトに掲載します。
ぜひ若者たちへの応援をお寄せください! - 若者たちとのごはん会
支援者の方を交えた若者たちとのごはん会を開催する予定です。
シェアハウスを通して、若者たちに多様な人と出会う機会も提供していきたいと思います。 - 勉強会、研修会の開催 など
支援者のみなさまに向けた勉強会や研修会の開催を予定しています。
学びの場を開設し、ぜひみなさまに、若者の自立サポートに関わっていただきたいと思います。 - Facebookコミュニティへの加入
シェアハウスでの若者たちの様子や、ごはん会の様子、勉強会などの情報を発信していきます。
CPAOで出会う子どもや若者たちを、ともに育てていける新しい形のコミュニティとして立ち上げたいと思います。
シェアハウス内覧会のお知らせ
一口オーナー制度にお申込みいただいた支援者の方に向け、若者たちが現在入居しているシェアハウスの内覧会を開催します。
また内覧会前に、私たちがアウトリーチ活動を行ってきた、大阪ミナミと呼ばれる繁華街のスタディツアーを行います。現地の視察を行いながら、CPAOが行ってきたアウトリーチ&サポート活動についてご説明します。
※6/10更新 皆さまより大変ご好評をいただき、次回の開催を検討しております。ご案内をお待ちください。
■内覧会の様子が動画でご覧いただけます↓
困窮少年を保護するシェアハウス|NHK 関西のニュース
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220525/2000061528.html
シェアハウス内の様子
現在のシェアハウスの様子Blog ※抜粋
【シェルター使いの男の子の入居】
4月からスタートした10代の若者向けシェアハウスに、新たに高校生の男の子が来ることになりました。
その子はシェルターとして、一時的な滞在場所でシェアハウスを使う予定です。
親との折り合いがつかない時などに、家出ではなく、CPAOのシェアハウスが新しい滞在先になります。
小学3年生から長年関わり続けてきた子で、お母さんもCPAOならと安心してくださっています。
シェアハウスの中に二段ベッドを入れてドミトリースペースを作り、短期や一時滞在の場所を用意しました。長期の子には、それとは別に個人の部屋を設けています。
先ほどの高校生ですが、シェアハウスを案内するとすごく喜んでくれて、普段は表情少ないタイプの子ですが、うれしくてニヤニヤが止まらないようで、久々に笑顔を見ることができました。
このシェアハウスを通して、長く関わってきた子どもたちの自立段階のサポートをできて、私たちとしてもとても嬉しく思います。
見学ついでに、一緒に家具を組み立ててくれたりしました。
住む予定だった子の一人で、春から行こうと思っていた学校に経済的な理由で行くことができなくなり、色々あったのですが、お金がかからない職業訓練校に切り替えた子がいました。
二転三転しましたが、これで来週からようやくシェアハウスに住む準備が整いました。学校にも自転車で通える距離です。
他の子も色々あり、シェアハウスはなかなかに順調な滑り出しとはならず、思春期の子たちとのコミュニケーションの中で積み上げることの難しさを感じています。
覚悟はしていましたが、やはりそれぞれに問題を抱えており、安定して進むにはこれからとなります。
引き続き応援いただけますと幸いです。
【いつになく表情も明るく、うれしい様子の若者たち】
この週末は、シェアハウスに住むことになった若者やボランティアの方もご協力くださり、部屋のそうじや荷物の搬入、家具の組み立て作業をしました。
様々に抱える彼らですが、積極的に作業をしたり、いつになく表情も明るく、シェアハウスに住めることがうれしい様子が伝わって来ます。
CPAO WORKS/就労サポート の寮という扱いでもあり、生活のサポートとしての世話人だけでなく、ジョブコーチもつけ、仕事のサポートもしていく予定です。
このプロジェクトは、人、モノ、お金とかなりのリソースが必要となります。
みなさま、若者の自立をご一緒にサポートしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。
1口オーナーのみなさまより、ご芳名と応援メッセージ
- 稲塚 由美子 様(「隣る人」工房) 『自由にいられる寝ぐらがいいな』
- 北野 真由美 様(NPO法人えんぱわめんと堺) 『シェアハウス、誰でもが安心できる居場所になりますよう、応援します』
- オトギソウ(株)カジタニ 様 『若者は国の宝です。手を貸してくれる大人もたくさんいます。自分を大事にして下さいね』
- 武内 一 様 『安心してぐっすり眠れるよき居場所が続きますように』
- 匿名オーナー 様 『私の想像外にある事業で、うまく言えませんが、こうべを垂れる気持ちです。活動により若者の未来が明るくなりますように!』
- 熊田 梨恵 様 『入居される皆さんも、そんな皆さんをサポートする方々のご活動も応援しています!CPAOさん、素晴らしい活動をしてくださり、ありがとうございます』
- 大田 孝由 様
- 藤田 彩子 様 『一人でも多くの若い人が、将来に希望をもち、人生を切り拓いて楽しめるようになることを願っています』
- 中野 加奈子 様 『おうちにいるのがしんどい若者が、休んでホッとして、ちょっと泣いたり、たくさん笑ったりして、元気が出るシェアハウスになれば、と願っています。』
- 株式会社アプリズム 様 『何かあればいつでも連絡ください。応援してます!』
- 徳竹 綾香 様 『居心地のいい場所が今後も続きますよう、応援しています。』