言えないことばかりですが、関わる子ども、若者が被害者になったり加害者となったり、勾留されたり一時保護されたり、措置入院になったりが続いています。

保護者や弁護士、医療関係者の方々との相談やケース会議に参加したり、本人らに面会したり、手紙を書いたり、この何らか捕まってしまった時が一番、落ち着いて彼らと話しができるときでもあるので、何とか彼らにとって良いことは何なのか、本人の想いを中心に周りの方々と調整をしています。

なかなか辛い話しも多いのですが、、朗報としては、昨年、私たちのシェルターに鑑別所から出て暮らしていた子が部屋を荒らしてどこかに行ってしまったり、バイトもすぐやめてしまったり、ハラハラしながら見守っていましたが、急にストンと落ち着き始め、お金を貯め、一人暮らしを始めました。「CPAOでお世話になってよかった!」と出ていく時に穏やかな顔で言ってくれたことがうれしかったです。

親にも頼れない子です。この先、まだまだ色々あるでしょうが、「いつでもまた困ったことがあれば言って来てや!ずっと応援してるよ!」と伝えました。

すみません、このような話しから、シェルターやシェアハウスへの受け入れのご連絡をいただきますが、私たちは制度外の自主事業で活動を行っており、とても小さな団体で、関わりの中でサポートを続けていますので、新規の受け入れは難しく、ご理解くださいますようお願いいたします。

*CPAOの支部、和歌山県橋本市にも春がやって来て、お花がたくさん咲き始めています。今年も若者やシングルマザーの方らと野菜や果物を作ったり、子どもたちと遊びたいと思います。